2008.02.09(Sat)

名匠ベルイマンの遺作「サラバンド」ふたたび 

 埼玉SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザで、2月~3月にかけて「北欧映画 珠玉の輝き」と題する、フィンランド・スウェーデン・デンマークの新旧の話題作・傑作が上映されます。

 3月9日に上映されるのが、昨年7月に他界したスウェーデンの名匠イングマール・ベルイマン監督の映画「サラバンド」(2003)。映画界を引退して舞台演出に専念すると宣言していたベルイマンが、大作「ファニーとアレクサンデル」以来20年ぶりに遺作と公言して挑んだデジタルシネマで、センセーションを巻き起こした「ある結婚の風景」(1974)の30年後を描いた続編でもあります。

 かつて「女たちの世界はわたしの世界だ」と語ったベルイマン。…… 今回はオリジナルのままに、SKIPシティ映像ホールのデジタル・プロジェクターにて上映される予定です。(注記=題名の「サラバンド」とは17~18世紀にヨーロッパの宮廷で普及した古典舞曲のこと)

 また、これに先立って2月23日に上映されるのは、フィンランドのカウリスマキ監督の最新作「街のあかり」(2006)。友人のいないひとりの男が落ちる恋の一部始終を、静かなタッチで描いた味わい深い作品。 さらに3月23日には、SKIPシティ映像ホールマネージャー推薦の映画「奇跡」(1955)」を上映。 無声映画時代からの長いキャリアを持つデンマークのカール・ドライヤー監督による戦後1本目の貴重な映画です。

 会 場 SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ホール
 サイト SARABAND 巨匠イングマール・ベルイマン監督最新作
 参 考 レトロスペクティブ、イングマール・ベルイマン
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2008.02.07(Thu)

ウルビーノのヴィーナス 展 

ウルビーノのヴィーナス
 ヴィーナスというとミロのヴィーナスやボッティチェリの「ヴィーナス誕生」を思い浮かべますが、この展覧会ではティツィアーノの名品「ウルビーノのヴィーナス」が目玉です。

 全体としては、古代、ルネサンス、バロック初めに至るまでのヴィーナスをテーマとする約70点の絵画、彫刻、工芸品などを、ヴィーナス誕生にまつわる秘話や歴史とともに振り返る展覧会です。

 同展はイタリア・ルネサンス美術の殿堂ウフィツィ美術館とフィレンツェ美術館特別監督局の全面的な協力を得て開催されるもので、ティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」がヨーロッパ以外の国に貸し出されるのは、今回が初めてとなるそうです。むろん日本初公開。 (画像は展覧会の公式バナーです)

   会 期 3月4日(火)~5月18日(日)
   会 場 国立西洋美術館
   展覧会サイト ウルビーノのヴィーナス

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2008.02.05(Tue)

コレクションの新地平-20世紀美術の息吹 

 創設者・石橋正二郎氏のあとを継いで理事長に就任した石橋幹一郎氏の没後10年を記念して、ブリヂストン美術館の20世紀美術コレクションを紹介する展覧会。
 出展されるのは、ザオ・ウーキー、デュビュッフェ、ベン・シャーンら戦後美術に加え、F・レジェ「抽象的コンポジション」、W・カンディンスキー「二本の線」、ピート・モンドリアン「砂丘」、 パウル・クレー「ホフマン風物語の情景」、イマンツ・ティラーズ「自然は語る」など、近年の新収蔵作品を一堂に。


   会 期 2月 9日(土)~4月13日(日)
   会 場 ブリヂストン美術館

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2008.02.05(Tue)

Extreme Love ~もう1つのフランス映画祭~ 

 本年度が日仏交流150年を迎えることにちなんで、フランス大使館とアップリンクの主催で開催される、フレンチ・アヴァンギャルド・エロティック映画祭。

 フランス映画の中から最も過激な愛の表現を描いた作品をセレクトし、ノーカットで特集上映。テーマは「Extreme Love/極限の愛」(wao!!)。
 作品は、初来日が予定されているフィリップ・グランドリュー監督の「Sombre」「La Vie nouvelle」などをはじめ、ジャン・ジュネ監督の「Un Chant d’amour」(愛の唄)、ジャン=ポール・ノゲス監督の「Ogres」、エドワード・サリエール監督の「FLESH」、イヴ・マリー・マエ監督の「Va te faire enculer」など、短編映画も多数上映されます(ほとんどが日本未公開のレアもの)。

 
    会 期 2月25日(日)~3月2日(日)
    会 場 アップリンク・ファクトリー
    イントロ アップリンク -「エクストリーム・ラブ」

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2008.02.03(Sun)

土佐っ子もいるニタリクジラ  

 土佐湾に現れる、ながっぽそいスマートなニタリクジラ。おとなで体調14メートルほど。

 地元では民謡のよさこい節に「池にすむクジラ」(池=土佐湾)と歌われるほど、とても身近な存在。しかもカツオの群れを伴っているので、漁師さんにとってはありがたい相棒でもあります。先日の「ダーウィンが来た!」は、そんなニタリクジラの人なつこい生態をウォッチングしました。

  ニタリクジラとカツオ 

 ニタリクジラと仲良く船体を並べてカツオの1本釣りを始める土佐の漁船。これはニタリクジラの周囲にカツオの群れがいるからなのですが、これにはひじょうに面白いカラクリがあるんです。

 ニタリクジラは通常、小魚の群れ(フィッシュボール)を丸呑みします。ところが単独で群れを追っても、その群れをうまくキャッチできないんですね。そこでニタリクジラと行動を共にしているカツオの出番、となります。カツオがなぜニタリクジラと行動を共にしているかというと、天敵などの危険から身を守ることができるから。

 で、小魚の大群(番組ではイワシでした)に出くわすと、ニタリクジラのおなかの下に隠れていたカツオの群れがいっせいに、エサとなる小魚に襲いかかるわけです。小魚の大群は、あちこちからカツオに追いまわされて、右往左往します。その逃げ回る動きのタイミングを見計らって、カタマリごと一網打尽的にバグっと一呑みにするのがニタリクジラ。そして追い打ちをかけるように、カツオの群れが、瞬間的にはじきだされた小魚たちに襲いかかる、というわけです。

 このカラクリ(生態)を生かして漁師さんたちは、ニタリクジラのそばに船を横付けして、身辺にひそんでいるカツオの群れを1本釣りで狙うんですね。

 ニタリクジラの繁殖活動 

 いつしか10頭ほどのオスの群れが一堂に集まり、競争をはじめました。どうやら速さを競っているようす。ときどき白いおなかを見せて、大きさも競っているようでした。やがてこの競争で数頭が脱落。残りが3頭になりました。

 すると今度は、三角形を描くように並んでいたうちの1頭が、ふいに潜りはじめました。それを追うように、残りの2頭も次々に海の中に潜ってゆきます。一定の深さに達すると、水面で行ったのと同じ競争をふたたび開始。最終的に、海中に残った1頭が勝者となり、海面へ浮上。

 この勝者となった1頭がメスを呼び寄せ、そのまま繁殖活動に入っていくということでした。これまでは他のクジラ同様、ニタリクジラも出産・子育ての過程では海水温の高い南の海へ移動し、回遊すると考えられてきましたが、調査によると、土佐湾で生まれ一生を過ごすニタリクジラがいるらしいことが、分かってきたそうです。子どものニタリクジラが生活できる海水温を「土佐湾はぎりぎりキープしている」-というのが、その根拠となっているようです。


   ダーウィンが来た!第88回「土佐のクジラは池にすむ!?」

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