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2008.05.02(Fri)

BS「女王を倒したライジングショット~ テニス伊達公子~」 

 2人の女王マルチナ・ナブラチロワ、シュテフィ・グラフとラケットを交えた今年3月のドリームマッチのあと現役復帰を表明した伊達公子。開催中の「カンガルーカップ国際女子オープンテニス2008」に予選から参戦して勝ち上がり、本戦でも勝ち星を重ね4強入りを果たしたところです。
 
 現役を退いていたとはいえ、テニスから離れることなく生活してきたわけですし、昨年7月、上述のドリームマッチ開催が決定したときに「グラフと対戦できるなら本格的に練習を始めないと……」とコメントしているように、たんなるエキシビションゲームとしてではなく、彼女じしんは本戦、つまり実践に近い位置づけで意識していたんだと思う。本格的な練習を始めるということの意味は、現役時代のような実践(本番)に向けてトレーニングを開始する、ということだったのではないかと思います。

 実際、ドリームマッチの模様を収めたTBSの映像を見ると、「エキシビションモードのグラフとバトル(対戦)モードの伊達」といった印象で、ゲーム後半、グラフが少々故障を発症(肩か腕の違和感)したのも、前のナブラチロワとのゲームでカンバり過ぎたせいばかりではなく、「実践的なゲーム」を想定していなかったため事前の準備が十分ではなかったことにも由来しているのではないか、というふうに見てとれました。いっぽうの伊達選手のほうは、ヤル気まんまんの実践態勢。したがってもうこの時点で、現役復帰の準備はほぼ整っていたと見ていいのかもしれません。

 若い世代の女子プロテニスプレーヤーたちは、世界ランキング4位にまでのぼり詰めた伊達公子の現役時代を知らない人が多いようですけれども、とにかく彼女の存在とプレーには「華(はな)」がありましたよ。対戦相手がグラフであれサンチェスであれセレスであれね。もし彼女の存在がなければ、ぼくがテニスに興味を持つ機会は、1980年前後のつかの間の時代で終わっていただろうと思います。

 テニスに興味を持つキッカケになったのは、哲学者のように寡黙なプレースタイルでファンを魅了し、かずかずの偉大な記録を作りあげたビヨン・ボルグ(スウェーデン)の存在でした。悪童ぶりをコート上でも発揮するジョン・マッケンローと、めったに感情を表にださず黙々とプレーするビヨン・ボルグ。じつに対照的な2人でしたが、(2人とも)その強烈な個性が生み出す魅力もまたハンパではありませんでした。相反するような2つの個性なのに、「どちらも好きだ」というファンは多かっただろうと思います。

 ボルグの引退後は、マッケンローを筆頭に同世代のジミー・コナーズや新鋭イワン・レンドルらがテニス界を牽引。ほどなくして新人類風に登場してきたのが、ブンブン丸の異名をとった当時17か18だった超ビッグサーバーのボリス・ベッカー。そしてこのベッカーとほぼ同世代で、同じドイツ(当時は西ドイツ)から現れたのが女子のシュテフィ・グラフでした。しかしこの時期あたりを境に、私的都合なども重なり、テニスの中継を見る機会じたいがなくなっていきました。そんなわけで80年代後半から90年代前半にかけて寵児のように活躍したステファン・エドバーグ全盛時代のテニス界の様子をほとんど把握していないんですね。そんななか、1人の日本人プレーヤーの活躍が、ふたたびテニスへの興味を呼び覚ましてくれました。そのプレーヤーが当時20代の伊達公子だったわけです。

 彼女の武器はなんといってもライジングショット。返ってきたボールがバウンドする「上がりざま」を打ち返すショットのことで、相手の動きよりも先に、狙いすましたコースへ「いち早く打ち返せる」という大きな強みがあります。そのライジングショットをテーマにした番組が下記の日程で放映されます。復帰したとなれば、ジュスティーヌ・エナン(1位)やシャラポワ(3位)との対戦も見てみたい気がしますけれども、今回の特集番組は、そんな彼女の今後のプレーを観戦する上での前提になるもの、といえるかもしれません。(貼付した写真は息を呑んだ1996年ウィンブルドン準決勝2ndセット第8ゲーム)

  【 番組案内 】
  NHK スポーツ大陸/女王を倒したライジングショット~テニス 伊達公子~
  BS1 5月 3日(土) 午後 11時10分~
  BShi 5月 5日(月) 午後 06時00分~

  番 組 女王を倒したライジングショット ~テニス 伊達公子~
  ブログ 伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~
   file  女子テニス名勝負~伊達公子 v.s シュテフィ・グラフ~

 復帰戦のカンガルーカップ決勝は、タナスガーン(86位)との一戦のようですね。

    岐阜県テニス協会-カンガルーカップ-
    tennis365.net  ニューストップ



  [速報] 伊達公子 敗れる

 クルム伊達公子(日本) 6-4 5-7 2-6 タマリネ・タナスガーン(タイ)

 スコアを見るかぎり第2セットがヤマだったようですね。タイブレークに持ち込めなかったということは、つまり自分のサービスをダウンしているわけですが、やはり予選3戦を連日たたかって、休む間もなく本戦も決勝まで連日の試合、ダブルスも同時進行で決勝まできましたので、疲労がピークだったことも1つ敗因としてあるでしょう。

 タナスガーンはグランドスラム(4大大会)でもよく見かける選手ですし、伊達公子じしん中継の解説席で彼女の試合を見ながらコメントしていた選手でもあり、……そのタナスガーンをモノサシにすれば、かなり上々の12年ぶりの復帰戦といっていいだろうと思います。

    伊達の相手は元世界ランク19位 -Sponichi Annex ニュース

 個人的には優勝で復帰戦に花を添えてあげたい気持ちでしたが、勝負の世界のことですのでこればっかりは……ね。 優勝したタナスガーン選手には心からおめでとうの拍手を送るとともに、これからの国際大会でもおおいに活躍してほしいと思います。そして今大会で伊達公子に敗れた中村藍子選手はじめ他の日本人プレーヤーのみなさんにも、大きな声でエールを送りたいと思います。



  [続報] ダブルス 伊達公子 奈良くるみペア優勝

 シングルス決勝のあと行われたダブルス決勝は、伊達公子・奈良くるみ組が、ニコル・タイセン(オランダ)、メラニー・サウス(英国)組を、6-1、6-7、10-7(10点先取のスーパータイブレーク)のセットカウント「2-1」で破り優勝。これで復帰戦に花を添えることができました。


続報を含む伊達公子選手の詳細についてはコチラのファイルをご覧ください


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テーマ : テニス - ジャンル : スポーツ

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