2008.07.25(Fri)

夏・叙情 


 # ひとつふたつみっつ   流れ星が落ちる
     そのたびきみは   胸の前で手を組む

 こんなに美しいしぐさをするロマンチックな女の子なんか、実際にはいないよ、……とおもう。しかし、こうしてウタの詞に描かれると、そんなしぐさをする女の子になってみたいと感じる乙女ごころは、多少はあるとおもう。……それにしても、こんなにはっきりした絵が浮かぶ歌いだしの楽曲を作れるというのは、やはり才能というべきだろうね。

  「多情仏心」
        &
         「線香花火」

 「多情仏心」

 誰がとばしたか竹蜻蛉
 横風に追われて
 あなたとの愛みたいに
 うしろ向きに落ちた

 誰がとばしたかシャボン玉
 あき風に追われて
 あなたとの愛みたいに
 すぐはじけて消えた


 「線香花火」

 ひとつふたつみっつ 流れ星が落ちる
 そのたびきみは   胸の前で手を組む
 よっついつつむっつ 流れ星が消える
 きみの願いは    さっきからひとつ
 きみは線香花火に  息をこらして
 虫の音に消えそうな 小さな声で
 いつ帰るのと    きいた

 あれがカシオペア  こちらは白鳥座
 ぽつりぽつりと   僕が指さす
 きみはひととおり  うなづくくせに
 みつめているのは  僕の顔ばかり
 きみは線香花火の  煙にむせたと
 ことりと咳して   涙をぬぐって
 送り火のあとは   静かねって

 きみの浴衣の帯に  ホタルが一匹とまる
 露草模様を     信じたんだね

 ………………………………

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