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2009.03.02(Mon)

日本画家・加山又造の世界 

 
 2月22日の新日曜美術館で、2004年に他界した日本画家の加山又造を取り上げていました。ゲストは作家の五木寛之さん。

 加山又造の絵に惹かれるようになったのは20年以上も前のことで、いらい、もっとも尊敬する日本画家として亡くなるまで注目していました(ぼくは“日本画の巨人”と呼んでいます)。番組でも紹介していましたが、加山さんはとても実験精神の旺盛な方で、旧来の日本画の様式に安住しないで、若いころから西洋絵画のキュビスムを追求したり、自身の作品制作においてつねに新しい地平を探っておられました。

 画風の絢爛さの背景にひそむ限りない探究心。この姿勢は加山又造の世界にふれるとき外せないポイントだろうと思います。現在、その加山又造の展覧会が国立新美術館で開催中で、4月からは高松市で巡回展が開催される予定です。

 ※加山又造 1927-2004 京都生まれ。

●加山又造展
 2009年1月21日(水)~3月02日(月) 国立新美術館
 2009年4月17日(金)~5月31日(日) 高松市美術館

加山又造展 公式サイト 国立新美術館
美と戯れる人 日本画家・加山又造-新日曜美術館


追記)

 2月25日に足を運んできました。この作品だけはどうしてもじかに見ておきたいと思っていたのが、当記事の頭に貼付した「黒い薔薇の裸婦」。これは「白い薔薇の裸婦」と対(つい)になっていて、配置も隣り合わせに並んで展示されていました(ともに四曲一隻屏風・紙本彩色)。

 裸婦は等身大よりすこし小さめの大きさです。4つのポーズがそれぞれに際立っていて、カラダと顔を描いた線と、うっすら彩色された肌色が、じつにやわらかく、繊細で、美しい。この2作(「黒い薔薇の裸婦」と「白い薔薇の裸婦」)のガラスケースの前で毎日寝起きできたら幸せだろうなあ、と思いました。(笑)

 他には、よく知られる猫シリーズが3~4作品ほどと、ポスターに使用されている「春秋波濤」、「雪」「月」「花」、カラスを描いた「黒い鳥」、咲き乱れる桜の隣りにこんこんと流れるような篝火(かがりび)を描いた「夜桜」、水墨画シリーズでは、打ち寄せる激しい波しぶきを描いた「月光波濤」、勇壮で妖しい光を放つ「龍図」、それに「熱帯魚」や「ほね貝と千鳥」などの版画、そしてデザインを手がけた着物など、総数100点ほどの作品が展示されていました。

 加山又造の描く世界は、見る者を幸福な気持ちにしてくれます。

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