2007.11.28(Wed)
ムンク展 ~装飾性をひもとく試み
新日曜美術館でもムンクを取りあげていました。 少年期、一家をあいついで襲った不幸。以後、消えることがなかった死への不安と恐怖。痴情のもつれからピストルを持ちだした相手の女性を制止しようとして、それが暴発。左手の中指を失うという事件。孤独と絶望のふちにあったムンクの息を吹きかえらせてくれたのが、絵に興味を抱いて集まってきた子供たちの存在だったこと。 そんな経緯を織り交ぜながら、番組はムンクの世界をたどってゆきました。 世界中で有名なあの「叫び」。しかし暗い色調の作品を描いたのは前半生で、後半生になると、テーマは変わらないものの、色調がぐっと明るくなっています。 |
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今回の展覧会は、ムンクが〈生命のフリーズ〉と名付けた壮大なプロジェクトによって達成しようとしていたもののうち、最も見過ごされてきた「装飾性」にスポットを当てる世界でも初めての試み。 会 期 : 2007年10月6日(土)~2008年1月6日(日) 会 場 : 国立西洋美術館 主 催 : 東京新聞 参 考 : 「NORWAY 北国からの贈り物 - ムンクが愛した砂浜」(現地から) |
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術
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